広島・大竹、先発転向目指し”佐々岡カーブ”習得だ
◆ 「まずは1年間ローテ定着が目標」 ◆
(スポニチアネックスまるごと広島)
”佐々岡カーブ”でローテーションに殴り込みだ。
今季17セーブを挙げた広島・大竹寛投手(21)が30日、来季の先発転向に向けた新兵器として、カーブの本格習得に取り組むことを宣言した。
「安仁屋コーチの言われる強いボールと、加えて緩い球があれば。カーブをちゃんと使えるようにしたいです」。
山本監督、安仁屋新投手コーチも来季は先発起用の方針を打ち出している。
切れ味鋭いスライダーと速球で押す投球が売り。だがプラスアルファを求め、シーズン終盤から意識的に試しているカーブを磨く。
「理想は佐々岡さんのカーブ。あれくらい曲がるようにしたい。2ケタ?まずは1年間ローテ定着が目標ですが、その中で…」とチームの大先輩をお手本に、研究を重ねるつもり。
この日は河内と広島市安佐南区のゆめタウン祇園で行われたサイン会に参加。200人以上のファンに、笑顔でペンを走らせた。
2004.10.31.sun