大竹「金の卵は俺が守る」
広島・大竹寛投手(21)が22日、ドラフト1巡目で指名された秋田商・佐藤剛士投手(18)の相談役に名乗りを上げた。
(デイリースポーツonline)
すでに山本監督が、佐藤の来春キャンプ1軍スタートを明言しているが、
大竹は「年齢も近いですからね。偉そうなことは言えないですが、助けてあげられることには手を貸してあげたい」と笑顔で話した。
大竹は、小、中学生時代には学級委員長を務め、また浦和学院高野球部でもチームリーダーを任されてきた。
そんな頼もしき“教育係”は「先輩たちと食事やカラオケなどに行って、話を聞いたりコミュニケーションを取るのも大事」と“遊び”を勧めた。
自身も入団時から先輩・河内に、公私にわたりお世話になった。
同じ県外出身で口下手の佐藤にとっても活躍の秘けつは、1日も早くプロの水に慣れること。身をもって体験しただけに、とても人ごととは思えない。
この日、大竹は広島市内の小学校で126人の児童を相手に野球指導。
今季、守護神として飛躍を遂げた若ゴイが、金の卵をしっかりと温める。
2004.11.23.tue