大竹4回3失点に「力んだ…」
オープン戦開幕投手の広島・大竹寛投手(20)は4回3失点で降板、先発合格判定は次戦に持ち越された。
(デイリースポーツonline)
三回、無死一、二塁から連続三振に仕留めたが、その後四球を与え、4番・中島に同点の2点二塁打を浴びた。
「点の取られ方が悪過ぎます。投げ急いで力んでしまった。もっと楽にテンポよく投げないと」と猛省。
セットでは球威が落ち、制球も悪くなることに課題を残した。
だが、悲観材料ばかりではない。直球は疲れがある中でMAX144キロ。
得意球のスライダーを武器に4三振を奪った。新球のカーブ、シュートにも十分な手応えを得た。
「カーブは試合の中でどんどん使っていって何とかしたい。シュートは使える球ですね」
と収穫を強調した。
山本監督は「球威がもうひとつだが、前よりはよくなっている」と一応評価。
大竹は「次こそ0点に抑えます」と次戦にリベンジを誓った。
残り試合ですっきりと結果を出し、開幕1軍切符をもぎ取りたい。
(荒木 司)
2004.2.29.sun