広島大竹2500球1番乗り!祝福クラッカー
広島大竹寛投手(21)が27日、今キャンプ総投球数2500球のノルマに一番乗りを果たした。
(なにわWEB 大阪日刊スポーツ新聞社)
あと2球としていたこの日、ブルペンは投球前から黒山の人だかり。
山本監督、ベテラン佐々岡、助っ人ベイルまでもが大竹が2球目を投げた直後、いっせいにクラッカーで祝福した。
「ビックリしました」。儀式は大竹には内緒だった。準備した佐々岡は「どうせなら盛大にと思ってね」とニヤリ。
感激した大竹は「一番乗りして良かったです。これを自信にしてあとは試合で発揮したい」と胸を張った。
昨季までの7年連続Bクラスの間、チーム防御率リーグ最下位が5度。「2500球」は投手陣再建のため、安仁屋投手コーチが課した数字だった。
「選手は戸惑ったかもしれんが、よく期待にこたえてくれた」。河内、玉山もこの日到達。
28日の最終日を前に、12人の投手が2000球を超えた。「精神面で自信になる」と指揮官も笑顔。
12球団で最も投げ込んだ赤ヘル投手陣が、ペナントに嵐を呼ぶ。
2005.2.28.mon