広島・大竹9敗!7四球でまた自滅…将もタメ息
◆ 毎回の11奪三振…いい材料も ◆
(スポニチアネックスまるごと広島)
<阪神7−1広島>大竹は試合が終わると黙ってロッカーへ消えた。「…」。
結果は6回5失点で9敗目。167球が苦しい投球を物語る。
鯉で最も将来を嘱望される右腕が、再び壁にぶつかり、借金は再び19に。最下位脱出も遠のいた。
「リズムがなあ…。一球一球は悪くないのに。一球一球全力で投げようとしすぎる。もっと投球を覚えてくれたら」
山本監督もため息をついた。初回いきなり連続四球。
2回の赤星の先制打も、イレギュラーの不運もあったが、2四球で走者をためていた。リズムに乗れなかった。
それでも猛虎に5回まで毎回の11奪三振。
山本監督も「井川は97球か。そういうことや。(大竹は)いいボールを持っているんやけどな…」。
虎の左腕エースと比較される右腕の変身が待たれる。
2005.4.28.wed